Raspberry pi4B にwindows10ARMを入れて
SSDからブート

概略編 2020年10月21日更新



Raspberrypi 4BにWindows10をインストールするには
 SDカードにインストールする場合はそのままでかまいません。USBメモリやUSB接続のSSDを使用する場合はUSBからのブートを可能にするためにraspberry Pi 4Bのファームウエアを最新のものにしておきます。
 Raspberry Pi OSをインストールすればファームウェアのアップデートは自動でやってくれます。すでにインストールされているRasbianの場合はコマンドでファームウェアを更新します。ファームウェアが新しくなったらRaspberry Pi OSは使わないのでシャットダウンしSDカードを取り出します。
 
Raspberrypiのデバイスが使用できなくなるが
 Raspberrypi 4BにWindows10をインストールすると内蔵のWiFiとブルートゥースが動作しなくなります。ブルートゥースはブルートゥース-USBアダプターを使用可能ですがWiF-iUSBアダプターの場合は適合するドライバーが見つかりません。ネットワークは有線での接続のみとなります。そのほかのデバイスは問題ありません。
 筆者はロジクールのUnifiyingアダプターを使ってこれにキーボードとマウスを接続しています。

必要なハードウエア
1 Raspberry Pi 4B (4GBor8GB)
2 モニター (できれば1920×1080)
3 USB接続のSSD or 16GB以上のSDカード
4 マウス
5 キーボード
6 イーサネット接続

1の Raspberry Pi 4BはRAM4GB以上のものが必要です。もっとも現在は4GBと8GBしかありませんが・・・。
2のモニターはHDMI入力があるものならどんなものでもかまいません。しかし、見やすさを考えたらFul HDの方がいいでしょう。
3のUSB接続のSSDかもしくは16GB以上のSDカードあるいはUSBメモリのいずれかのデバイスは、USB3で接続したSSDで使用するのが一番快適ですが、相性の合うものを探すのが大変です。

 SSDはSATAT USB変換ケーブルかポータブル型HDDケースを使用して接続します。最新のケースや変換ケーブルではなかなかうまく接続できません。古いものの方が相性がいいようです。MASHALのMAL-0425 USB2.0と玄人志向のKURO-DACHI/U3で動作確認ができています。
 その後現行販売品である玄人志向の「GW2.5CR-U3」が動作することを確認しました。USB3.0接続のものですから現状ではこれが最適です。
 他にも現行品にはUSB2.0接続ですがCENTURYの「シンプルBOX2.5SATA」があります。

 USBメモリはSanDiscのSDCZ430-064G-G46とSiliconPowerのSP016GBUF3M01V1B で動作の確認ができています。
 SDカードの場合ごく一部に使えないものがありますがほとんどのものは使用可能です。とはいってもできるだけ転送速度の速いものを用意するといいと思います。転送速度が遅いものだと動作が遅くてOSが止まったのかと思うくらいになります。CLASS10以上、できれば4k動画撮影に使えるくらいのものがよいです。容量も余裕がある方が好ましいです。

必要なファイル
1 Windows10 ARM ISOファイル
2 WoR(Window on Raspberry)

1のISOファイルはhttps://uup.rg-adguard.net/ からダウンロードしたものを実行することによって分かりやすいフォルダーに作ります。時間がかかりますができあがるまでは何の操作も必要ありません。
2のWoRはISOファイルをデバイスに書き込むためのソフトです。これはWoRのホームページhttps://www.worproject.ml/ からzipファイルをダウンロードしてこれも分かりやすいフォルダに展開します。

インストール
 WoRは実行ファイルですからこれを起動します。メニューに従ってインストールするファイルと対象のデバイスを選択してインストールボタンを押すだけです。書き込み終了までに要する時間はメディアの種類と容量によって様々です。15分程度で終わる場合もあり、時には1時間以上かかる場合もあります。

 ここまでの作業は全てWindows10のPCで行います。作業にかかる時間はCPUとインターネット回線の速度に左右されます。そして書き込まれるメディアにも影響されます。。

Raspberrypi 4BでWindows10を起動
 インストールを終わったデバイスをRaspberrypi 4Bに接続もしくは差し込みRaspberrypi 4Bの電源を入れます。これもデバイスによって時間がかかる場合があります。とにかくブルーの設定画面が表示されるのを待ちます。あとはWindows10の設定を進めていきます。

 もしもエラー画面が出た場合はそのデバイスはここでは使えないと思っていいでしょう。別のものでインストールからやり直してみてください。ただしSSDやHDDなど変換アダプターを使用するメディアについてはアダプターの交換で大丈夫です。

 ファイルのダウロードとインストール手順の詳細は次に掲載予定の「インストール編」で紹介します。
 下の動画でも紹介しています。



Rapberry Pi 4B Windows10 ARM インストールの手順
インストールの手順の詳細を動画で紹介しています。


SATA USB変換ケース 現行販売品
玄人志向「GW2.5CR-U3」
2.5型SATA SSD/HDDケース(USB3.0接続)
ヨドバシカメラやAmazonなど多くのwebサイトで扱っている。
型番の似たものがあるので注意が必要。ヨドバシカメラで860円。
  
SSDで起動中のRaspberrypi 4B
USB2.0接続のMashalの2.5インチHDDケースに収めたADATAのS510を使用している。緑のLEDはFANSHIM(冷却FAN)のもの。

USBメモリで起動中のRaspberrypi 4B
USB3.0のポートに刺さっているのがSanDiscの指先サイズのメモリ。
USB2.0のポートに刺さっているのはLogicoolのUnifiying Receiver。

OnLapのモバイルモニターと組み合わせてデスクトップ画面を表示
キーボードとマウスはロジクール製でUnifying接続のためケーブルレス。BTアダプターも使用可能。

SATA USB変換ケース
左上がMASHALのMAL-0425 USB2.0、右下が玄人志向のKURO-DACHI/U3。(現行品については記事を参照)

USB3メモリ
左上がSiliconPowerのSP016GBUF3M01V1B、右下がSanDiscのSDCZ430-064G-G46。

UUPのページ
このページでWindows10のバージョンやエディション、言語などを選択する。

ダウンロードした.CMDを実行した
実行が終わってISOイメージファイルファイルができている。

WoRのページ
このページでWoRをダウンロードする。

解凍したWoRを実行
メニューに従ってISOイメージファイルを選択、対象のメディアを選択して書き込む。

Raspberrypi 4Bの起動画面
インストールを終わったデバイスをRaspberrypi 4Bにセットし、電源を入れて最初に表示されるのはRaspberrypi の画面。

Windows10の画面
この画面が表示されれば後の動作は問題なく進行していく。出なければそのメディアはここでは使えない。